インドでとても人気のある神様「クリシュナ」の物語。
インドで非常に重要視されているバクティヨーガの聖典「バーガヴァタ・プラーナ」に載っている物語で、心を没入させて読むことで、自然とバクティ(信愛)が培われていくという不思議な物語です。
下巻は、クリシュナがウッダヴァ(クリシュナの信者)に説いた教え「ウッダヴァ・ギーター」を中心に、クリシュナが使命を終えてこの世を去るまでの物語が描かれています。
最後に付録として、クリシュナ物語の勉強会を収録
上下巻あわせてどうぞ!
クリシュナ物語 下巻
【目次】
(五十四)ゴークラの牛飼いたちとの再会
(五十五)クリシュナの妃たちとドラウパディーの会話
(五十六)聖仙たちの賛嘆
(五十七)クリシュナ、殺された六人の兄を連れ戻す
(五十八)ヤドゥ族への呪いと、ナーラダの訪問
(五十九)マーヤーとそれを超える道、ブラフマン、カルマ・ヨーガについて
(六十)主の降誕について
(六十一)各ユガでの主の礼拝
(六十二)神々がクリシュナに帰還を要請する
(六十三)ダッタートレーヤの物語(一)
(六十四)ダッタートレーヤの物語(ニ)
(六十五)この世とあの世の楽しみのむなしさ
(六十六)束縛された魂と解放された魂、そして主の信者の特質
(六十七)サットサンガの栄光
(六十八)主が白鳥の姿でサナカ兄弟に説いた教え
(六十九)バクティの栄光と、瞑想の過程について
(七十)ヨーガで獲得し得る様々なシッディについて
(七十一)栄光に満ちた主の顕現
(七十二)ブラフマチャーリーと家長の義務について
(七十三)林住者とサンニャーシーの義務について
(七十四)ジュニャーナとヴィジュニャーナについて
(七十五)ジュニャーナ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ、バクティヨーガについて
(七十六)善と悪、そしてその奥に潜む秘密
(七十七)プルシャとプラクリティの識別について
(七十八)寛容なブラーフマナの物語(ビクシュ・ギーター)
(七十九)サーンキャ・ヨーガについて
(八十)三グナの働きについて
(八十一)プルーラヴァーの歌(アイラ・ギーター)
(八十二)儀礼的礼拝法(クリヤー・ヨーガ)について
(八十三)完全なる神の叡智(ジュニャーナ)について
(八十四)主を喜ばせるバクティの道、ウッダヴァの旅立ち
(八十五)ヤドゥ一族の滅亡
(八十六)主はヴァイクンタに戻られる
解説・クリシュナ物語の要約 第二回